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動物別症例集 : エキゾチックアニマル 10ページ目

カエルの浮腫病

カエルでは風船病と呼ばれ、体の組織や体の中に水分が貯留していることを言います。この状態になると数日で亡くなってしまうこともあり、原因は感染症、内臓 疾患、栄養性疾患など様々です。治療方法は利尿剤の投与、抗生剤の投与、水分を直接抜くなどの対症療法になります。

最近食欲がない、痩せてきたなどの症状 がみられてきたらなるべく早めに病院に連れて行きましょう。

様々なストレス(輸送、不衛生な環境、飼育ケージの変化)や、外傷によって免疫力低下を起こすことで細菌感染が成立します。

皮下出血などを引き起こし、食欲不振、腹水、浮腫、皮膚の剥離が見られる場合があります。そして、全身に菌がまわり敗血症を引き起こし死亡する場合もあります。

治療は両生類用リンゲル液などで体液を補い、抗生物質の投与も同時に行います。

アホロートルの異物

別名ウーパールーパーと呼ばれ、人気のあるペットとして知られています。しかし繊細な生き物であるため、飼い方を間違うと病気になったり最悪の場合死んでしまうこともあります。目の前にあるものを飲み込む習性があるため、アホロートルは床材として使用される石や砂を飲み込んでしまうことがあります。便と一緒に排泄されないと詰まったりしてしまうことがあります。そのような時は外科的摘出が必要になる事もあります。

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