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動物別症例集

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水頭症

脳脊髄液が過剰に貯留し、脳室が拡張した状態のことを水頭症といいます。眠っている時間が多い、歩き方がおかしいなどの症状やけいれん発作、視覚喪失などがみられることもあります。無症状のこともあります。

先天的な原因と後天的な原因があり、それぞれ閉塞性と代謝性があります。先天的は、ミニチュア・ダックスフンド、チワワ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、パグなどの小型犬種に多く見られます。

治療は内科治療と外科治療があります。内科治療では、脳脊髄液の量を減らし脳圧を下げる薬を内服します。外科治療では、脳の脳脊髄液を腹腔内に流すための手術(VPシャント術)を行います。

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