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動物別症例集
ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞
下記の画像は1ヵ月内科療法しても改善がみられず外科的摘出にのぞんだヒョウモントカゲモドキの停滞していた卵胞の写真です。
卵胞うっ滞を呈した場合、卵胞による体腔内の物理的占拠により、初期には消化管が圧迫され、
食欲不振と腹部膨満が認められることが多く、続いて体重減少、元気消失、後躯不全麻痺などがが認められます。
内科療法としては、脱水を緩和するため皮下点滴を行い、低カルシウム血症を防ぐためカルシウム剤を注射を行います。
それでも改善が見られない場合は、外科的に卵胞の摘出を試みます。
本症例は外科的治療後も予後は良好で、摘出後、食欲が戻り体重も増え元気になりました。
卵胞うっ滞を呈した場合、卵胞による体腔内の物理的占拠により、初期には消化管が圧迫され、
食欲不振と腹部膨満が認められることが多く、続いて体重減少、元気消失、後躯不全麻痺などがが認められます。
内科療法としては、脱水を緩和するため皮下点滴を行い、低カルシウム血症を防ぐためカルシウム剤を注射を行います。
それでも改善が見られない場合は、外科的に卵胞の摘出を試みます。
本症例は外科的治療後も予後は良好で、摘出後、食欲が戻り体重も増え元気になりました。